働く女性の代表的な悩みのひとつに、職場での上司や先輩、同僚との人間関係が挙げられます。
人間関係は退職理由として給与や待遇より上位に入ることをみても、一日のほとんどを職場で過ごす以上、円滑な人間関係は仕事をする上で大切なものと言えます。
パワハラやセクハラ、いじめなど常識では考えられないものであれば、会社の人事担当者に相談することが賢明です。
一方で、自分の対応次第でコミュニケーションをとることのできる相手や、ただなんとなく感情的に自分と合わない様に感じている相手であれば、人間関係を改善していく余地があります。
上手くいかない理由として、相手と自分との違いを理解しようとせずに自分の目線でしか見ていないこと、好き嫌いという感情が冷静な判断を妨げていることがあります。
人は一人ひとり育ってきた環境や経験してきたことが違うので、物事の見方や捉え方が違うのは当然のことです。
それを考えずに自分の物差しで物事を考えてしまうと、相手とのすれ違いや対立が起こってしまいます。
また、好き嫌いの感情は、好きは問題ないですが、嫌いは人間関係に悪い影響を与えます。
初めから相手を否定的な悪い見方で見てしまい、相手にもそれが伝わり、余計に人間関係がうまくいかなくなります。
解決法は、物事を自分の目線だけでなく相手の目線にも立って考えること、仕事に好き嫌いの感情は入れないことです。
自分が変われば相手も変わると言いますが、時には相手に合わせたり、感情に流されない冷静で柔軟な対応を心がけてみると良いでしょう。